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海外版BDで視聴しました。
良かったですよ
「生きざま」と「死にざま」を考えさせられる
イーストウッドが俳優引退作品に選んだ理由
イーストウッドの魅力Labor Day で三連休の週末。日曜日の夜に Amazon Video On Demand で $1.99 になっていた(いつもは $3.99 とかかな、週末とかに今日一日だけ安いよとか @AmazonVideo が tweet して知らせてくれる。便利です。)ので視聴。そもそも、この作品は気になっていたのだ。
主人公は御大クリント・イーストウッド演じるウォルト・コウォルスキ。朝鮮戦争の退役軍人で元フォードの自動車工の怒りっぽい頑固親父。彼が最愛の奥さんに先立たれた教会での葬式シーンから映画は始まる。題名のグラン・トリノは彼が現役のときの美しいフォード車の名前。
この映画が気になっていた理由は、テレビ番組「博士の異常な鼎談」にゲスト出演した町山智浩さんが、ラオスのモン族の話をしていたから(見逃した人は youtube で探してくだされ)。ベトナム戦争でソ連中国からの武器供給ラインをたつべく、アメリカの支援の元にラオスの体制から対抗した民族がベトナム戦争でアメリカは負けた後に居場所が無くなりやっとの思いでアメリカに難民として移住して暮らしているという話。
過去にあまり表立って語られることのあまりなかった歴史的なストーリーを含んだ非常に興味深い映画。しかし、クリント・イーストウッドという役者が大きすぎるのか、演出が好きじゃないのか絶賛はできない。ウォルトの大往生のシーンもあからさまに十字架を意識しているし、最後にタオがグラントリノでドライブするシーンでの挿入歌ではなんとクリント・イーストウッドがワンフレーズ歌っている。ここは我慢できず吹いてしまったなぁ。古き良きアメリカの衰退を嘆いているばかりで、見ている方としては年寄りの小言を聞かされている感じがして。まぁ、実際に「年寄り」の小言ではあるのだけど。ミリオンダラーベイビーにがっかりしたので、これはどうだろうかと期待したのだが見終わると「ああ、やっぱり」という残念感。
監督だけをやった、チェンジリングは映画として素直に楽しめたので、この作品で俳優業からの引退を宣言したのが救いでもあります。
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