逆転戦略 ウィルコム-「弱み」を「強み」に変える意志の経営

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2005年3月18日のWBSでDDIポケットから変貌を遂げたWILLCOMの特集があったので 元H”(エッジ)ユーザの相方と興味深く番組を見た。 「法人向けの戦略」「中国における小霊通」「ITX利用による端末間通話時のNTT接続料回避」 「ナノセル、わずか数万円の基地局」「ジャケットフォン」 といった内容や、設立当時の話題から3/15に発表された音声定額サービスまで 非常にわかりやすいVTRで 「もしかしてPHS復活?」と思わせるとても面白い内容でした。

VTR後にもAUのCメール家族間無料を利用している二人で話が盛り上がりました。 「WILLCOMに変えるか」「会社携帯はPHSにすればいいじゃないの」等など。

そして今日ふらりと書店に立ち寄るとこの本があったので購入。勢いにまかせて一気に読んでみた。

逆転戦略 ウィルコム-「弱み」を「強み」に変える意志の経営
鈴木 貴博
ダイヤモンド社 (2005/01/28)
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良書。この興奮はカルロス・ゴーン氏の「ルネッサンス」を読んだときの興奮に近い。 「このやり方に何か自分は学ぶことはできないか」と必死になる興奮。

本の構成の良さも一気に読み進めた理由だと思う。 前半部分では、カーライルグループの説明、携帯電話業界の20年、いわゆる0円で売っても儲かるインセンティブによるビジネスモデル、「おサイフケータイ」「ダブル定額」などの次の一手の話。 後半部分ではPHSの繁栄から衰退そしてイメージ逆転の可能性、 中国でのPHSこと「小霊通」の話と続く。

そしてもっともエキサイティングなのは「第7章 明かされた謎」。 「カーライルがWILLCOMに投資する謎」を仮説を用いて予測(出版当時はまだ予測だった)している。

  • ビジネス活動がモバイル化することによって電波利用は増加
    • ⇒周波数を効率よく利用できるWILLCOMは有利
  • ITX(NTT地域網をバイパスする装置)を利用することで端末間での通話時にはNTT接続料を回避
    • ⇒WILLCOM端末間の音声通話を定額にすることが可能

当然、効率のよい周波数の利用やITX利用についてはau等のほかのキャリアも手を打ってくる でしょう。 どこまでWILLCOMの優位性が続くのか考えた上で、 5月1日以降に電話番号変えるか考えてみようかと思いますw。 あと、身の回りの「不愉快な成功」を見逃さないように注意しようかと。

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このブログは Masayoshi Sekimura によって書かれています。現在はサンフランシスコ市内に在住し Six Apart, Ltd. でエンジニアをしています。 このブログ以外にオンラインでやっている事は qootas.org/sekimura/ で見ることができます。 メールは sekimura+blog@gmail.com までどうぞ。

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このページは、sekimuraがMarch 19, 2005 4:31 PMに書いたブログ記事です。

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