June 2004アーカイブ

Bryar ではじめる blog (インストール、デザイン変更編)

blosxom 風の ブログ作成ツール Bryar のインストール方法と 生成されるHTMLのデザイン修正するためのTips。

BryarSimon Cozens さんによって書かれた blosxom 風のブログ作成ツールです。 Config, Frontend, Renderer, DataSource, Document, Comment, Collector とが モジュール化されていてそれぞれ独自の拡張が可能であるのと、 メインの部分は perl module としてインストールされるのが特徴です。 (Blosxom も 3.0 から Perl Module にとしての利用も考えた作りに なっているようですね。。)

以下でBryarを使ってブログを始めるための情報、 「インストール、デザイン変更編」を説明します。

インストール方法

  % sudo perl -MCPAN -e install Bryar

以上。

CPANモジュールのおかげでとっても簡単ですが、途中でいろいろと 「他のモジュールもインストールせい」とか言われるので [yes] と 答えておきましょう。インストールが無事終了し以下を実行してインストールした Bryarのバージョンが表示されれば ひとまずOKです。

  % perl -MBryar -e 'print $Bryar::VERSION,"\n"'
  2.6

次に、自分用のbryar.cgiを作成します。 ここでは /home/sekimura/blog ディレクトリを作成し、 そこにbryar.cgiやエントリーを設置することにします。

  % mkdir /home/sekimura/blog
  % cd /home/sekimura/blog
  % bryar-newblog

bryar-newblog は Bryar モジ ュールに含まれるツールで、ひとまず 始めるために必要なものを作成してくれるスターターキットです。 実行すると以下のようにファイルが作成されているはずです。

  % ls
  1.txt      bryar.conf  foot.html  template.atom  template.rss
  bryar.cgi  calendar    head.html  template.html

次にWebサーバ(ここではApache 1.3.X を使用)の設定で http://あなたのサーバ/blog が /home/sekimra/blog/bryar.cgi を指し示すようにします。 いろいろな方法がありますが、ここでは ScriptAlias を使った設定方法を例とします。

  ScriptAlias /blog "/home/sekimura/blog/bryar.cgi"

上記をhttpd.confに追加してhttpd を再起動しましょう。

デザイン修正

ひとまず動くようにはなりましたが、あまりに殺風景ですね。 早速、デザインを変えてみましょう。

まず、ブログの基本的な情報が記述されている bryar.conf を以下のように 修正します。

 name : 私のブログ。ほえー。
 description : ブログ界の第三世界ことBryarの情報など。
 baseurl : http://あなたのサーバ名/blog
 datadir : /home/sekimura/tmp

もう一度ブラウザで http://あなたのサーバ名/blog にアクセスしてみましょう。 name は <h1> タグで囲まれた文字列に反映され、 baseurl の修正によって # によるパーマリンクやカレンダーからの リンクが正しいものになっていると思います。

次にHTMLの修正を行なっていきます。 HTMLのレンダリングは(Bryarの拡 張性のおかげで、どうにでも変更できますが、 基本的に) Template-Toolkit を利用しています。ファイルは template.html です。 「MovableTypeみたいにCSS使ってゴニョゴニョ。」とか言う人は、まず template.html で呼び出されている head.html に CSS を呼び出す部分や <div class="banner"> とかを追加しましょう。各エントリーのHTMLは template.htmlにあるので 一生懸命 <p class="blosxomEntry"> とか書いているのを 直していきます。

(なんていう努力をしたくない人は MovableType風テンプレート を 用意したのでこちらを放り込んでください。 MoveableStyle.com から MovableType Rusty CSSなどCSSファイル持ってきて組み合わせれば、 似非MovableTypeが一丁出来上がりです。)

さあ、もう一度アクセスしてみましょう。 テンプレートの変更が反映されたページが表示されるはずです。

エントリーの追加

初級編の最後としてエントリーの追加方法を簡単に書いておきましょう。

さきほど作成した /home/sekimura/blog というディレクトリが bryar.conf で datadir となっていますので、このディレクトリ直下が エントリーを保存する場所になります。最初の状態では 1.txt というのがあり、それが最初のエントリーになっています。

エントリーを追加するには blosxom と同じように 2.txt や memo.txt といった *.txt のファイルを作成するだけです。 自動的にエントリーとして追加され、トップページへ反映されます。

その書き方は blosxom 形式で

  • そのファイルのタイムスタンプを日付とする
  • 最初の1行目がタイトル
  • それ以下の行が記事のHTML

となります。例えば

 % cat 2.txt
 私のはじめての投稿

 <p>おおブログ。<p/>

こんな感じのファイルを作成すると以下のようなエントリーが http://あなたのサーバ名/blog で表示されるページの上部に 追加され http://あなたのサーバ名/blog/id_2 や http://あなたのサーバ名/blog/2004/May/31 で アクセス可能になります。

About Me

このブログは Masayoshi Sekimura によって書かれています。現在はサンフランシスコ市内に在住し Six Apart, Ltd. でエンジニアをしています。 このブログ以外にオンラインでやっている事は qootas.org/sekimura/ で見ることができます。 メールは sekimura+blog@gmail.com までどうぞ。

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